晴彦の雑記ブログ

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子どもは小さいうちから友達と遊ばせ、地域行事に参加させる

晴彦です、特に効果的なのは友達との遊び、地域活動、家族行事などの人間的な触れ合いと関連する体験で、子供の頃に他人と関わる体験を多くした人ほど、大人になって結婚願望が高くなる。
例えば、子供の頃に友達との遊びを多く体験した人では結婚したいが83.0%、結婚したくないが13.8%なのに対し、体験が少ない人はそれぞれ64.1%、27.9%と対照的な結果となった。
友達と遊んだ体験が多い人は52.4%が既婚者なのに、少ない人では30.0%。
さらに子供が欲しいという回答も、体験が多い人では75.9%に上るのに、少ない人では57.6%にとどまった。
男女別でみると、結婚したくないと答えたのは、友達と遊んだ体験が多い男性で16.6%、女性で10.8%だったが、体験が少ない男性では30.0%、女性で22.8%で あった。
そこで、結婚したくない層をはっきりさせるために、今、交際相手がいるが結婚してない人に限定してその理由を尋ねた。
トップが経済的に難しいで、一人が楽である、仕事が忙しいと続く。
一人が楽であると答えた人たちは1結婚願望は低く2年齢は30歳代後半3子供は生きがいとならない4地域と関わりたくない5年収は400万円以上ある――などの傾向が見られた。
これまでも、苦しい経済状況や仕事の多忙を理由に、付き合っている異性がいても結婚までいかない若者は存在した。
ところが、こうした外的な理由ではなく一人が楽であるという内的な理由から結婚をしない新しい若者が出現し始めている。
少子化対策は、この内的な理由と外的な理由の2つを峻別しないと本当の解決にならな い。
そのためには、子どもは小さいうちから友達と遊ばせ、地域行事に参加させるなど、人間的な触れ合いを体験できる環境づくりも重要であるといえよう。