晴彦の雑記ブログ

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自分の居場所と役割を考えどうすればいいかを自身 で考えなければなりません。

晴彦です、この立場が 変わるということを認識するのが決定的に重要なのです。
特に現役時代に人事権を持っていた人は、周りの対応の変化に戸惑うことでしょう。
以前なら自分の上司だから嫌な自慢話でも我慢して聞いてあげたり、黙って指示に従っていたりしたわけですが、自分を評価する立場でなくなればそんな必要はありません。
組織だから当然なのです。
もちろん、日本の職場は心優しい人が多いので、立場が変わったからといって手のひらを返したように冷たくされることは少ないかもしれません。
しかし、自分の立場の変化を自覚せず、相変わらず上司であったときのように振る舞えば、口には出さずともきっと冷たい目で見られるに違いありません。
また、再雇用で大切なことは人に頼らない、何でも自 分でやるということです。
これは一見簡単なように見えますが、実はかなり大変です。
例えば、パソコンの画面がフリーズしてしまうと、以前ならおーい、○○君、パソコンが動かなくなっちゃったよ!何とかしてくれと叫べば、すぐに誰かが飛んで来て色々と対応してくれたでしょう。
再雇用ではそうはいきません。
若手社員から見れば、一体何をやっているのかよくわからないおじさんが職場にいたら、どう対応していいかわからないのが本音だと思います。
本来であれば会社がシニア社員の権限と責任を明確にし、役割をきちんと与えればよいのですが、そういう会社は残念ながら少ないのが現状です。
結局、自分の居場所と役割を考え、少しでも組織の役に立つにはどうすればいいかを自身 で考えなければなりません。
再雇用というのは決して気楽な仕事ではないのです。
再雇用で働くと決めたらそのことをしっかり理解しましょう。